相手と自分の立場を把握しよう

よく口げんかをした時に「言い訳するな」と言われた経験はありませんか?もしくはご自分が逆に相手に言ってしまい、「言い訳じゃない」と反発を受けませんでしたか?

 

こういった場面になった時に冷静に考えてみて下さい。自分もしくは相手に落ち度はありましたか?

はっきり言います。価値観の違う人間に「言い訳」という言葉は無意味です。

 

例えば遅刻した時に相手が電車の遅延などのトラブルを理由に持ち出してきたら、言い訳ですよね。あくまで事情は相手に関係ありませんから。ですが、そもそも遅刻をしてもいいという考えだったらどうでしょう?「なんで時間にキッチリしなくてはいけないの?」というところから話から始まりますね。時間管理の必要性を感じなくて「待ってる間読書すればいいじゃん」などという人に理由を封じたところで聞く耳持ちませんよね。

 

「いやね、辞書通りかどうか、正しい『言い訳』の定義かなんてどうでもいいんです。素直さを説いてるんです」とおっしゃる人がいますが、言葉の言い間違い、日本語のお勉強などという次元の話をしてはいないのです。

 

こういうのはあくまで立ち位置の問題なのです。

加害者、被害者かどうかをわからせない限り、相手は折ないし、折らせてはいけないのです。

 

間違ったことをしていないとお互いに信じているから普通は喧嘩になってるのです。ミスをしたのと、わざと相手を困らせているのとはわけが違うのです。

謝るくらいなら、はじめから争いの元である言動はとりませんよね。

 

なので、言い争いになり、相手の主張が言い訳にしか聞こえない時は、一旦心を落ち着かせ、相手に価値観、お互いの立場を確認させましょう。

 

「言い訳をしてる」とみなされたけど違和感を感じた時は思い返して下さい。自身のせいで相手に迷惑をかけたかどうか。あくまで正義に基づいた行動かどうか。相手に自分の反論内容が関係あるかどうかを。

 

 

 どういう場面で言い訳をしてはいけないのか書籍で参考にしていただければと思います。

 


 

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